女子ボクサー高野現役続行 引退意向を撤回

 ボクシング東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルとしても活動する高野人母美(協栄)が27日、東京都内で記者会見し、引退を撤回して現役を続ける意向を示した。「心を入れ替えてゼロからボクシングに励みたい」と話し、目標に世界王座獲得を掲げた。

 高野は18日に突然、6月6日に予定されていた次戦での引退を表明。しかし「自分の甘さ、(減量や試合の)プレッシャーがあって思わず言ってしまった」と反省し、24日にジムの金平桂一郎会長と会談して謝罪した。

 6月6日はエキシビションとして行われる。金平会長は「プロの自覚を持って信頼を取り戻してほしい」と語った。

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