超花火プロレスが熊本復興義援大会開催

 超花火プロレスは17日、鹿児島・南九州市知覧町体育館で行われた「第1回知覧特攻慰霊プロレス」大会の試合前に大仁田厚と大谷晋二郎が会見を開き、同大会と18日の宮崎、19日の福岡・遠賀の3大会を「熊本地震復興義援大会」とすることを緊急決定したと発表した。

 大仁田は「この度の大地震において、犠牲となられてしまった皆さま、またそのご家族の皆さまに、心よりお悔やみ申し上げます。また、被災され、現在も大変な思いをされている皆さまにも、お見舞い申し上げます。先日、大谷選手を始めZERO1の選手、うちの保坂(秀樹)たちが、プロレスラーとして、被災地で頑張ってくれました。そして、本日、やっと大谷選手と僕とが合流でき、『被災地に何かできないか?』と、話し合いました。その結果、今日から3日間(知覧、宮崎、遠賀)の大会を『熊本地震復興義援チャリティー大会』として、試合後に義援金募金のお願いをします」と説明した。

 大谷は「私からも、このたびの大地震において、犠牲となられてしまった皆さま、またそのご家族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます。また、被災され、現在も大変な思いをされている皆さまにも、お見舞い申し上げます。先日、4・15熊本大会(くまもと森都心プラザ)が延期となりまして、当日、益城文化会館さんにお手伝いに行かせていただきました。あまりの衝撃に、言葉が見つかりませんでした。それでも、『今、ボクたちにできること』を考えてまいりました。『今、この時に』という思いもあり、本日からの3大会についても、開催するか、自粛するか考えましたが、大仁田さんと話し、『ボクらのプロレスで、協力できることをしよう!』となりました」と話した。知覧大会では、犠牲者を追悼するため10カウントゴングを捧げ、試合後に義援金を募った。

 熊本地震は14日に発生したが、同日、超花火プロレスは別府大会を開催。15日には熊本大会を行う予定だったが、会場が特別休館となり延期。14日夜に熊本入りしたZERO1、邪道軍の選手らは翌15日、被災地・益城町でガレキやガラスの撤去作業を手伝った。また、大仁田らは宮崎で水や缶詰などを調達し、宮崎大会終了後、熊本に向かい、被災者に届けて炊き出しを行う予定だ。

 さらに、大仁田は5月15日の青森大会でザ・グレート・サスケと爆破王選手権試合を行うことも発表。「今回の件で、一番に連絡をくれた人間がいました。“東北の英雄”ザ・グレート・サスケ選手です。ボクが九州にいると聞いて、『できることがあれば』(サスケ)と…。彼も、東日本大震災の時に大変な目に遭い、その時に全国の人に勇気づけられたと。だから、恩返しを込めて、何でも言ってくれ、と。そういうことですので、5・15青森大会で、サスケと爆破王選手権を懸けて一騎打ちします。サスケも、二つ返事でOKしてくれました。超花火として、青森、6・2盛岡、7・18秋田…東北の地で九州の復興を応援します。」と話した。両者が電流爆破で一騎打ちを行うのは3度目となる。

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