マーク・ジョン・ヤップは5連勝

 「ボクシング・バンタム級10回戦」(17日、大阪市住吉区民センター)

 東洋太平洋バンタム級1位、日本同14位のマーク・ジョン・ヤップ(27)=六島、フィリピン=が日本スーパーフライ級11位・久高寛之(31)=仲里=を判定3-0で下し、5連勝を飾った。昨年12月に2度のダウンを奪い、判定で完勝した相手を返り討ちにした。

 「日本、フィリピンの友達ありがとうございます。神様に感謝します」とリング上では覚えたての日本語で声援に応えた。

 14年10月に来日した“輸入ボクサー”。デビュー戦こそ黒星を喫したが、その後は破竹の勢い。ホープ・池水達也(大阪帝拳)、元WBA世界ミニマム級暫定王者・ファン・ランダエダ(ベネズエラ)に続き、世界挑戦4度の実力者を連破した。強敵相手のマッチメークを次々とクリアし、東洋太平洋王座への挑戦へ機は熟した。

 同王者の山本隆寛(井岡)とは今秋にも挑戦するプランで陣営は調整を進めている。六島ジムの枝川会長は「久高の動きが悪すぎた。仕留めないとだめ」と、もうワンランクアップを求めた。

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