王者粉川が2度目防衛、大差判定勝ち
「ボクシング 日本フライ級タイトルマッチ10回戦」(18日、後楽園ホール)
王者・粉川拓也(30)=宮田=が、同級1位の指名挑戦者・黒田雅之(29)=川崎新田=を大差の判定で下し、2度目の防衛に成功した。
立ち上がり、偶然のバッティングで前歯を負傷し、3回には右足がつるアクシデントがあったが「もう30試合もやっているので」という経験で乗り越えた。
挑戦者の黒田については「思ったよりスピードがあったけど、接近戦はそれほど得意そうではなかった」と話した。
今後については「(WBA世界フライ級王者の)井岡選手でも、どの団体のチャンピオンでもいい、挑戦したい」と、11年にポンサクレック・ウォンジョンカムに挑戦して以来の世界戦を目指す。


