益田健太郎、王座返り咲き狙う

 「日本バンタム級王座決定戦」(18日、後楽園ホール)

 前日計量が17日、都内で行われ、元同級王者で、同級1位の益田健太郎(33)=新日本木村=が53・2キロ、同級2位の田中裕士(24)=畑中=は53・4キロでクリアした。

 益田は「王座返り咲きというより、世界ランクをもらう試合」と、田中のWBO世界同級11位のランクをターゲットにする。「実績のある選手ですけど、まあ倒します。自分はバンタムでは相当パンチがありますから」と世界挑戦へのステップと位置づけた。

 一方の田中は「突進力があるし、くっついても離れてもできる選手」と益田を評した。同門でWBO世界ミニマム級王者の田中恒成とスパーリングを重ねたといい「飛び込んでくるスピードとか、参考にさせてもらった」と準備は万端。16勝(10KO)3分の実績を誇る田中が、無敗の日本王座戴冠を狙う。

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