山中慎介の挑戦者ソリス、計量クリア

健闘を誓い合う山中慎介(右)とリボリオ・ソリス=ホテル日航プリンス京都(撮影・石湯恒介)
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、島津アリーナ京都)

 ダブル世界戦の前日計量が3日、京都市内のホテルで行われ、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)は53・4キロ、挑戦者で同級3位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)は53・3キロでともに一発パスした。

 13年の亀田大毅戦で計量オーバーし、コーラをがぶ飲みした“前科”のあるソリスがクリアすると、会場は「おーっ」とどよめき、拍手が沸き起こった。

 計量後は「エクセレントな気分。私が勝つのを待つだけ。減量の心配は全くなかった」とパナマのオレンジジュースを飲み干した。「コーラはもう少ししたら飲む」と、余裕の口ぶりだった。

 ソリスの計量という唯一の!?不安材料が解消された山中も安ど。「計量が終わるとテンションが上がる。油断せず、節目の試合をKOで飾れるようにしたい」と、V10防衛へ意気込んだ。

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