日本王者・尾川が初防衛戦「倒し切る」
日本プロボクシング協会は23日、都内で日本チャンピオンが指名挑戦者と対戦する「第37回チャンピオンカーニバル」の対戦カードを発表した。タイトルマッチは3月11日を皮切りに4月28日まで、全13階級で行われる。
中でも注目は、スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者・尾川堅一(帝拳)が同級2位の杉田聖(奈良)を迎えての初防衛戦(4月2日、後楽園ホール)だ。
昨年12月、前王者の内藤律樹(E&Jカシアス)に5回負傷判定勝ちで王座を獲得。「判定だったので面白くなかった。今回は倒してアピールしたい」と17勝(14KO)1敗のパンチ力を見せつけるつもりだ。
4日からジムワークを開始し、2月からスパーリングを行う予定。「三浦さん(隆司、前WBC世界スーパーフェザー級王者)の背中を見てきた。(山中)慎介さんも日本王座を一度防衛して世界に行った。自分も世界を取りにいくイメージでやりたい。倒し切るボクシングを目指している。目標は全KOです」と言い切った。
