大仁田率いるFMW軍勝利
「プロレス・FMW」(22日、東京・後楽園ホール)
大仁田厚率いるFMW軍が、雷神矢口率いるW★INGモンスター軍とメーンイベントで団体運営権&会社経営権争奪FMW認定世界ストリートファイト6人タッグ王座決定戦に勝利。W★ING軍に奪われていた団体運営権を取り戻すとともに、初代王者となった。
大仁田は田中将斗、保坂秀樹と組んで、矢口、NOSAWA論外、橋本友彦組を迎撃。試合はW★ING軍の要求を飲み、急きょ有刺鉄線&公認凶器エニフェアフォールデスマッチに変更となった。
W★ING軍が大仁田を有刺鉄線ボードで挟み撃ちにするなど、リング内外で凶器を自由自在に使って大暴れしたが、大仁田が毒霧を噴射してペースをつかみ、最後は大仁田が論外にサンダーファイヤーパワーボム3連発から机が粉々に砕けるまで殴打し、サンダーファイヤーパワーボムをもう1発決めてトドメを刺した。
設立25周年を勝利で締めた大仁田は、リングを取り囲んで熱狂するファンに向かい、「(デビューから)40年が経ちました。40年が経ちました…。今、オレは一番プロレスが大好きだ!!」と“大仁田劇場”全開。「16歳の大仁田厚がここでデビューした。そして引退した。そして、また引退した。また引退した。それを繰り返して、まだしつこく生きてます。それを笑うでしょうが、人生にしつこいのは、オレは間違いじゃないと思います!!」と自身のレスラー人生を振り返って絶叫した。
