東洋太平洋・日本王者の柴田が防衛戦
「ボクシング 東洋太平洋・日本ミドル級タイトルマッチ」(9日、後楽園ホール)
前日計量が8日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、東洋太平洋が5度目、日本が4度目の防衛戦となる王者・柴田明雄(ワタナベ)が72・5キロ、挑戦者で東洋太平同級1位、日本同級5位の前原大尊康輝(六島)は72・1キロでともに一回でクリアした。
36戦目となるベテランの柴田は「自分より身長のある相手となるのは初めて。距離が遠く感じると思うので、それを意識した練習をした」と話した。
前原は4月に、後輩で元日本ミドル級王者の佐々木佐之介にTKO勝ちしており、柴田は「左之介のトレーナーから“やっつけてくれ”と頼まれている。ペースを握れば倒しにいきたい」と、防衛とともに後輩の敵討ちも誓っていた。
