藤田和之が諏訪魔とのシングル決戦希望

 「プロレス・全日本」(1日、青森県武道館)

 プロレスラーの藤田和之が1日、全日本プロレスの青森・弘前大会に来場し、諏訪魔との大みそかシングル決戦を希望した。ケンドー・カシンに呼び込まれて現れた藤田は、11・15両国国技館で行われる天龍源一郎引退興行でタッグ対決する諏訪魔とにらみ合い。リングシューズを用意してきた藤田のシャツを諏訪魔が引き裂くなど、大荒れの展開に。

 興奮気味の藤田は潮崎豪が離脱し、その後も極めて苦しい経営状況が続く全日本を「お前ら全員、解雇なんだろ?」と揶揄(やゆ)して諏訪魔を挑発した。「(11・15)両国、待ってるからよ」と発した後、「年末、いい席用意してやるよ」とニヤリ。事実上、大みそかのIGF「INOKI BOM-BA-YE2015」での一騎打ちを要求した。

 バックステージでも「シングルやらなきゃいけないな。どこだ?」と報道陣に質問し、「大みそか」と返ってくると、「いつやるとか場所は言わない。『あそこ』で『あれ』をやる」ととぼけた。

 一方、かねて熱望していた藤田戦が現実のものとなり、ヒートアップする諏訪魔は“全員解雇”発言に対し「ふざけたこと言ってんじゃねえ。リングに出たら何でもありか。オレが全日本を守ってやるよ。腹立つ。昔、アントニオ猪木が“全日本は潰れる”って言ったけど、まだある。オレは全日本に命懸けてるんだよ」と怒りのコメント。藤田が示唆した大みそか決戦については「何、勝手なこと言ってんだ。バカ」と吐き捨てた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス