徳永 防衛続け“いい人”鈴木ともう一度
「ボクシング・日本ライト級タイトルマッチ」(12月16日、島津アリーナ京都)
初防衛戦で最終回に大逆転TKO勝利した王者・徳永幸大(26)=ウォズ=のV2防衛戦が決まった。相手は10月18日に行われる同10位・西谷和宏(VADY)-大浦純生(泉北)の勝者。
前戦で同1位・鈴木悠平(25)=真正=を相手に9回まで防戦一方だっただけに、次こそきっちり、ヒットマンスタイルで完勝したいところ。「前回はほとんど負けの内容。収穫があったとすれば勝てたこと。勝負の世界は勝った方がえらいので。今回は1~10回をすべて取って、判定で勝てるくらいに。左から組み立てたい」と気持ちを引き締めた。
交流ある鈴木とは、試合後にメールでやりとり。「正直、勝てると思ったけどね」と言われ「やばいと思ったけど、あきらめず良かった」と返した。
「記者会見とか計量の時にむすっとしていてごめんな」と、謝られたことには鈴木の人の良さを改めて実感。「彼ともう1回できるなら、チャンピオンとしてやりたい」と、再戦まで王座防衛を誓った。