高山と原、IBF当日計量を一発クリア
「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦」(27日、エディオンアリーナ大阪)
当日計量が27日、大阪市内で行われ、王者・高山勝成(32)=仲里=が51・2キロ。挑戦者で同級10位・原隆二(25)=大橋=が51・5キロで一発クリアした。IBFは前日計量から10ポンド(約4・5キロ)以上増量してはいけないルールがある。
前夜はうなぎ3匹、サムゲタンで英気を養った王者は、計量ギリギリまで眠っており、寝ぼけ眼。減量の秘策として、ラムネ菓子を常備しているが「頭が回らない時は、ラムネを食べます。森永製菓さんのもの」と、ちゃっかりアピールした。
名古屋市守山区の私立菊華高に通う現役高校2年生で、試合には同校から「50~60人」の応援団が来る。「サッカー部の1つ上の先輩からも『高山さんなら行ける』とLINEが来た」と明かした。
試合後には、体育祭、文化祭とイベントはめじろ押し。「参加できるように」とV2防衛を果たし、高校に凱旋する。
原は前夜はうどん、牛しゃぶに舌鼓。「これから、うどんを食べます」と、さらなる栄養補給で試合に備える。

