カークラッシャー原、高山クラッシュだ
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(27日、エディオンアリーナ大阪」
挑戦者で同級10位の原隆二(大橋)が25日午後、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で予備検診を行い、異常なしだった。王者・高山勝成(仲里)は同時刻に大阪市内で行った。
世界戦を前に万全の態勢を整えた。これまで苦手にした減量も、今回は「うまくいった」という。試合前の脈拍はこれまで80から90回と高かったが、今回61回と、減量の成功を数字が裏付ける。
大橋秀行会長は「今回は7キロ減量で済んだ。これまでは13キロとかだったから。ミニマム級なのに、普段60キロあるんだ。私生活でおかしを食べるのを止めたのが大きい」と、節制効果を挙げた。
井上尚弥の「怪物」、山中慎介の「神の左」のようなニックネームがまだない原だが、大橋会長は「“カークラッシャー”っていうのはどうだろう。アナウンスしてもらうか」と命名。12年、試合前に交通事故に遭い、頭など血まみれになるケガを負ったが、はねた車も大破。病院にも行かず、その夜の試合でタイ人をKOした逸話によるものだ。
苦笑いの原は「ここまでやってきたことを出すだけです」と、全力で世界王座を奪いにいく。
