井岡一翔、初防衛戦へ「自信」

 「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(9月27日、エディオンアリーナ大阪)

 4月にボクシング史上最速18戦目で世界3階級制覇したWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=が1日、大阪市内で練習を公開した。同級12位・ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30)=アルゼンチン=を迎える初防衛戦に向け、「やるべきことを一つ一つやるだけ。気を引き締めていく」と話した。

 昨年、喫したプロ初黒星を乗り越え、井岡家の悲願を達成した王者には余裕がみなぎっていた。「技術、パワーにしても積み重ね。どう生かすか、どう動作に変えるのか、何となくだったものが、根拠のある自信に変わった。迷いがないし、理にかなった自信、スムーズな感じがある。一層、考えと技術に磨きがかかった」と何度も「自信」の2文字を口にした。

 年末には前王者のフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)との再戦も想定する。今後、激戦区のフライ級で最強を証明する戦いのためにも、初防衛戦は圧勝しか頭にない。

 「3階級制覇したこのベルトを何が何でも渡さないのは当たり前。前回は勝ちに徹した。相手をなめてるわけじゃないけど、今回はどん欲に行きたい。12ラウンドの攻撃パターンでKOは生まれる」と、倒し切るボクシングを予告した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス