中谷が5回TKO勝利 4度目の王座防衛

 「東洋太平洋ライト級タイトルマッチ」(28日、神戸市立中央体育館)

 王者・中谷正義(26)=井岡=が同級4位・村田和也(27)=千里馬神戸=を5回終了TKOで下し、4度目の防衛に成功した。

 4回、「狙っていた」と言う左アッパーが村田の左目を襲うと止まらない。アッパー8連発に左右の連打でロープに詰め猛攻。5回も一方的に殴り続けると相手の左目がふさがりレフェリーが試合続行不可能と判断した。

 昨年1月、王座奪取した加藤善孝戦を含め、4戦連続で判定勝ちだったが2年ぶりKO勝利。「KOできず悩んでいた。やっとKOできてホッとした」と安どした。

 ガードを固める相手をアッパーで崩す

作戦は井岡一法会長から伝授された作戦がズバリ。「練習してきたことがはまった。会長の言う通り」と、会長に感謝しきり。

 リング上では「次は世界王者なら誰でも。会長、世界戦お願いします」と懇願。井岡一法会長は「ライト級は4団体とも強豪がそろっている。ただチャンスはつかみにいかないと。チャレンジしないと。日本でもライト級の世界王者は過去にいる。チャンスをもらえるならやりたい」と、世界戦を視野に入れた。

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