中沢奨、1週間前から右耳内出血

 デビュー7連勝したボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級13位の中沢奨(大阪帝拳)は21日、同僚の辰吉寿以輝とともに、大阪市内で一夜明け会見を行った。

 初メーンを務め、世界挑戦経験もある格上のシルベスター・ロペス(フィリピン)に2回、ダウンを奪われながら、3-0判定勝利。「自分の甘いところが出た。もっと強くなりたい。スキがある。スキのないボクシングをしないと」と反省を口にした。

 1カ月前から、右耳が内出血し腫れていた。「ばい菌が入っても怖いし、治療は試合が終わってからと思っていた」とこの朝、病院に行き、150CCもの血を抜いた。

 「看護師さんから『ボクシングやってるなら大丈夫でしょ』と言われたけど、全然大丈夫じゃなかった。試合より痛かった」と耳に大きなガーゼを巻き付けた痛々しい姿だった。

 次戦にもタイトル挑戦を希望したが、吉井寛会長は「思った点数は取れていない。課題は残る」とし、もう1試合、経験を積ませる考えだ。

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