ボクシング石田が現役引退を表明 元WBA暫定王者
元世界ボクシング協会(WBA)スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(39)=グリーンツダ=が19日、大阪市内の所属ジムで現役引退を表明した。15年のプロ生活を振り返り「暫定だけど世界王者になれた。ヘビー級に挑戦するなど、普通のボクサーではできないことをやってきた」と満足感を示した。
2009年8月の暫定王座決定戦に勝利し、初防衛にも成功。タイトルを失った後はWBAミドル級王者(当時)のゲンナジー・ゴロフキンら強豪に挑むなどした。14年にはヘビー級に異例の転級。ことし4月30日に藤本京太郎(角海老宝石)に敗れた日本タイトルマッチが最後の試合となった。




