男女混合電流爆破に爆破王ベルト懸ける

会見でもみ合う大仁田厚(左端)、長与千種(左から2人目)、ダンプ松本(右から2人目)、TARU(右端)
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 「大江戸超花火」(23日・大田区総合体育館)で行われる史上初の男女混合電流爆破デスマッチ(大仁田厚&長与千種対ダンプ松本&TARU)に、大仁田が保持する爆破王ベルトが懸けられることが21日、電撃決定した。本来はシングル王座だが、現王者・大仁田の意向で勝利チームが王者の権利を手にすることになった。

 この日、都内で4者が出席して会見が行われたが、ダンプ&TARUが参戦を承諾する血判状へのなつ印を拒否。怒りの長与がTARUをイスで一撃したのを合図に大混乱となった。

 大仁田からなつ印を迫られたTARUは、爆破王ベルトに目をつけ「そのベルトを懸けろや!」と交換条件として要求。「本当に押すのか?」と確認した大仁田は、長与の了承も取った上で「男女問わず、どちらかがフォールを取られたら敗者。今回はタッグのベルトとして、どちらか勝者チームが爆破王を名乗る!」とルールを緊急設定した。どさくさ紛れにフォークの公認凶器も既成事実としたTARU&ダンプはなつ印。正式に4人による電流爆破開催が決定した。

 早くも気合満々の長与は「久々にベルトが欲しくなりました」とニヤリ。04年にクラッシュギャルズの盟友・ライオネス飛鳥とのコンビで獲得したAAAWタッグ王座以来の戴冠に色気をみせた。24日・広島との電流爆破2連戦に挑む大仁田は「40年の(レスラーとしての)歴史、25年の電流爆破の歴史がある。簡単には超えさせない」と必勝を誓った。

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