角谷 “華麗に”3戦連続KO勝ち

 「ボクシング8回戦」(29日、堺市産業振興センター)

 世界挑戦経験もある東洋太平洋ライトフライ級11位、日本同級5位の角谷淳志(30)=金沢=がインドネシア国内同級2位のヘングキー・バランサノ(30)を2回2分22秒KOで下し、3戦連続KO勝利を飾った。

 1回、「クリンチした時、カレーの臭いがした」と相手の口臭が気になった。「自分はスロースターター」とじっくり攻めるはずが2回に決めにいった。

 右ストレートを顔面に打ち込みダウンを奪うと、最後は「流れの中で打った」とワンツーを鮮やかにたたき込み、再びダウンを奪い10カウントを聞かせた。カレーのお返しに“華麗な”KO劇。リングでは「2回で終わって出したいこと出せなかったけど、勝てて安心しています」と笑顔を振りまいた。

 地元の兵庫・篠山市からはバス1台、40人が駆け付けた。「世界と言われると実力はまだだけど、日本か東洋か、何かしらのベルトを手にして恩返ししたい」と声援に応えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス