内山、10度目防衛に向け練習公開

練習を公開した内山は10度目の防衛に万全の態勢
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 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(5月6日、大田区総合体育館)

 10度目の防衛戦に臨むボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)が26日、東京・五反田のワタナベジムで練習を公開した。1日付で八王子中屋からワタナベジムに移籍した元東洋太平洋、日本ライト級王者の荒川仁人と2ラウンドのスパーリングを行った。

 内山は、挑戦者のジョムトーン(タイ)と同じサウスポーの荒川に対し、タイミングよいジャブでプレッシャーをかけ、出てくるところには右のカウンターを合わせ、さらに右フックでぐらつかせるなど絶好調だった。

 「ジャブをどれだけ当てるか、ストレートをどの位置で当てるかがカギ」(内山)という言葉通りのボクシング。荒川は「間合いのつかみ方が上手ですね。速い動きの中で状況判断し、動くのは至難の業。右もちゅうちょなく打ち込んできた」とスーパー王者の強さを言葉にした。

 渡辺均会長は「V10をクリアしたら、内山が希望する相手、場所での試合を実現させたい」と、他団体との統一戦、海外の大舞台を用意することを約束した。

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