井岡 世界3階級制覇に向け「万全の態勢」

予備検診を終え質問に答える井岡一翔=多根総合病院(撮影・山口 登)
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 「WBA世界フライ級フライ級タイトルマッチ」(22日、大阪府立体育会館)

 ボクシングダブル世界戦の予備検診が20日、大阪市内で行われ、史上最速18戦目での世界3階級制覇に挑む井岡一翔(26)=井岡、王者のフアンカルロス・レベコ(31)=アルゼンチン=ともに異常なしと診断された。

 一翔は身長は165・2センチで8・3センチ、リーチは168・4センチで4・2センチ上回った。「その数字を見てどうこうはない。身長、リーチも勝っているのは分かっていた。対策はしている」とキッパリ。

 王者との初対面には「万全の態勢で来ているしやりがいがある。挑むにあたっても申し分ない。あとはどっちが強いか決めるだけ。必ず勝つ」と腕をぶした。

 レベコは「状態は100じゃない、120パーセントだ。身長差は慣れている。すごい挑戦者で厳しい試合にはなるが、12ラウンド戦う準備をしてきた」とV9防衛に向け、自信を見せた。

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