真道ゴー 再起戦で3回TKO勝ち
「ボクシング8回戦」(5日、大阪府立体育会館第2競技場)
元WBC女子世界フライ級王者・真道ゴー(27)=グリーンツダ=がタンティップ・シットサイトーン(タイ)を3回1分19秒TKOで下し、再起戦を飾った。
1回、右ボディーでダウンを奪う。2回も一方的に打ち込むと3回、決めに出た。棒立ちの相手の顔面に猛ラッシュ。レフェリーが試合を止めた。
同王座を2度防衛後、昨年12月、敵地メキシコでアレリー・ムシーニョを相手に判定1-2の惜敗で王座から陥落した。
再起戦に圧勝すると、リング上で「世界王者以外は相手にならない。格の違いを見せ付けたかった。次は世界王者を倒して返り咲きたい」とキッパリ。
日本女子のエース・藤岡奈穂子(竹原&畑山)、WBA女子世界フライ級スーパー王者のスージー・ケンティキアン(ドイツ)ら強豪に対戦を呼びかけ。ムシーニョへの雪辱戦も希望した。