天龍、まさかの蛍光灯被弾に燃えた!

グレート小鹿(左)にパンチを見舞う天龍=後楽園ホール
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 「FREEDOMS」(23日、後楽園ホール)

 11月に引退する天龍源一郎(65)が23日、日本人現役最年長レスラーのグレート小鹿(72)と6人タッグ(天龍&マンモス佐々木&Hi69対小鹿&葛西純&佐々木貴)で激突した。昨年8月5日、天龍プロジェクトの新木場大会以来の対戦で、天龍が1つ年を重ねたため、合計137歳の超ベテラン対決となった。

 両雄は先発でぶつかり合った。天龍はロープブレーク時の左張り手で先制攻撃し、さらに左張り手を見舞って「来い、来い」のポーズ。逆水平でダウンを奪うと、あまりの強さに“引退ロード”を忘れた?ファンから小鹿コールが起こるほどだった。さらに、小鹿のダブルチョップラッシュに耐え、逆水平からグーパンチで再びダウンを奪うと、ブーイングまで浴びた。

 また、天龍は65歳で葛西からまさかの蛍光灯攻撃を脳天から浴びた。粉々に砕け散った破片と衝撃音に会場がどよめいたが、逆に怒りの炎に火がついた。燃えた天龍は佐々木貴にラリアートを浴びせ、マンモスの勝利につなげた。

 2月9日の引退発表後、初の“聖地”で暴れ回った天龍は小鹿について「邪魔なヤツの一言。でも元気だね」とエール。“初体験”の蛍光灯被弾には「びっくりしたね。ガツンじゃなくて、ズンという感じ。65になって初めて経験したけど、いい冥土のみやげですよ」と笑顔を見せつつ、「葛西の蛍光灯は何人も食らってる。オレがのびるわけにいかない」と胸を張った。

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