新婚美女ボクサー好川ベストカップル賞
「WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ」(4月29日、堺市産業振興センター)
新婚美女ボクサー、元東洋太平洋女子ライトフライ級王者・好川菜々(36)=堺東ミツキ=が1カ月のメキシコ合宿を終えた12日、同国にあるWBC本部で「WBC・ベストカップル アワード」を受賞し、表彰されたことを明かした。
4月29日にプロ5戦目で王者アナベル・オルティス(28)=メキシコ=を相手に世界初挑戦。夫婦で臨む大一番へ向け、うれしい勲章を手にした。
夫・野上真司氏(39)の精神的疾患に夫婦で立ち向かい、日本で病気と戦う人々や子供を訪ねて触れ合ってきた。慈善活動や社会的貢献を評価され記念品と認定証、祝いのビデオレターを贈られた。
「今回、WBAの世界タイトルに挑戦する私に対して団体間を越えて、これまで行ってきた活動に対して評価していただいた。このような素晴らしいアワードを贈っていただきとても名誉であり光栄に思う。(WBCの)マウリシオ・スレイマン会長をはじめWBCの方々に感謝している。これからもボクサーの枠を越えて、2人で力を合わせて人々の役に立てるように頑張っていきたい」と好川は感激しきり。
メキシカン対策として現地では計50ラウンドのスパーリング。WBC世界女子フライ級王者で現WBC世界女子スーパーフライ級1位のマリアナ・ファレス(35)ら実力者とも手合わせ。好環境でプロ入り最高の調整を積むことができた。
また、女子ボクシングの注目も高いメキシコでは、人気選手オルティスの相手として地元紙でも大きく掲載された。