大仁田 ノア初の電流爆破で仁王立ち

大仁田厚(右)とマイク合戦をする杉浦貴=新潟市体育館
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 「ノア」(23日、新潟市体育館)

 方舟マットが邪道ワールドに染まった。00年8月に旗揚げしたノア初の電流爆破デスマッチ。計6発の爆破に1800人がどよめいた。最後は戦い方を熟知する大仁田厚がラストに被弾した平柳玄藩を捕らえ、3人がかりのサンダーファイヤーパワーボムで沈めた。

 勝ち誇る大仁田は、ノア軍の大将・杉浦貴に対し「約束だ。お前が負けたら、丸藤を出すんだろう。次は丸藤とノアのリングで電流爆破じゃ」とGHC王者を指名。杉浦は「オレは(直接)負けてないからな。勝手に副社長(丸藤)に直談判しろ」と返したが、勢いは止められそうもない。

 大仁田は「丸藤の次は武藤(敬司)じゃ」と次の次の標的まで告白。“免疫”のないノアファンからの悲鳴をパワーにした邪道が、敵地で仁王立ちした。

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