ＷＷＥ入りしたＫＥＮＴＡ（３３）が１２日（現地時間１１日）、米フロリダ州で行われたＮＸＴ「テイクオーバー」大会に来場し、新リングネーム「イタミ・ヒデオ」として活動することを発表した。

　７月１２日のＷＷＥ日本公演大阪大会のリング上で“超人”ハルク・ホーガン（６１）を立会人として公開契約したＫＥＮＴＡ改めイタミ・ヒデオはこの日が“ＷＷＥデビュー”。グレーのスーツで姿を現すと大歓声で迎えられた。第一声は「ハロー、ＮＸＴ」。

　続けて日本語で「きょう、こうしてようやくＷＷＥのリングに立つことができてうれしく思ってます。きょうからオレはヒデオ・イタミとして新しくスタートを切ります。みんなのヒーローになれるようにこのリングでベストをつくしたい。ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＤＲＥＡＭ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥ」とあいさつした。

　その後、英語でも思いを明かし「私の目標はＮＸＴチャンピオンだ」と話したところで、ＮＸＴタッグ王座から陥落したアッセンション（コナー＆ビクター）が登場。場外へ放り投げられたイタミは、ジャケットをぬぎ、ネクタイを緩めて戦闘態勢に。ビッグブーツ、エルボー、左ミドル、ドロップキックなどで２人を蹴散らした。

　この日、正式なデビュー戦は組まれなかったが、現地時間１２日のテレビ収録大会での初陣の可能性が高い。