石田が京太郎を挑発「逃げるなら…」

 「ボクシング・ヘビー級ノンタイトル8回戦」(14日、ボディメーカーコロシアム第2競技場)

 元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者で日本ヘビー級2位・石田順裕(39)=グリーンツダ=が11日、日本ヘビー級王者の藤本京太郎(28)=角海老宝石=を「逃げるなら仕方がない」と挑発した。

 京太郎は10日、同級1位・竹原虎辰(36)=緑=を5回TKOで下しV2防衛。「強い外国人と戦いたい。日本タイトルには興味がない」と発言。次戦、同級王座をかけて石田と対戦することに消極的な姿勢を示した。

 両者は4月にノンタイトルで戦い、微妙な判定の末、京太郎が勝利。「負ければ引退」を明言していた石田は判定に納得がいかず現役を続行し、リベンジマッチを熱望してきた。

 「借りを返したいし、あれで終わりにはならないでしょう。僕ももっと高みを目指してますけど」と石田にとっても京太郎戦は通過点。ともに世界を視野に入れる者同士、国内最強者の決着を付けるべきだと考えている。本石昌也会長(38)は「あれで勝ったと思ってもらっては困る。実現させますよ」と年末の再戦に向けた交渉に自信を見せた。

 14日、UBOクルーザー級王者・ダビド・ラデフ(フランス)を相手に戦う前哨戦に向け、石田は完全にヘビー級の肉体に仕上げた。「ヘビー級で動ける体になったところを見て欲しい。KOで倒します」。西のリングから熱い拳で訴え、王者を振り向かすつもりだ。

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