浪速のショー63秒ワンパンチTKO

辰吉丈一郎(右)と握手する中沢奨
2枚

 「ボクシング6回戦」(23日、大阪城ホール)

 ボクシングのダブル世界戦「ワールドプレミアムボクシング19 THE REAL」のアンダーカードで関西期待の新鋭“浪速のショー”こと中沢奨(21)=大阪帝拳=がプロ3戦目となるスーパーバンタム級6回戦に臨み、ペッチナクルア・トーナッタサク(23)=タイ=に1回1分3秒TKO勝ちした。

 大阪・興国高で4冠、東農大で2冠などアマ102戦92勝の逸材は、ジャブで様子を見ていた開始50秒過ぎ、鋭い左フックでダウンを奪う。相手のダメージが大きくレフェリーが試合を止めた。

 これで昨年8月のプロデビュー以来3戦3勝(3KO)にパーフェクトレコードを伸ばした。ジムの大先輩でもある“浪速のジョー”こと元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎がリングサイドで見守る中での圧勝に、「(大阪城ホールは)辰吉さんがシリモンコンと戦ったすごく思い入れのある会場。いつかここでメーンを張れるようにもっともっと強くなります」と力強く誓った。

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