【藤田平氏の眼】勝ち方を知っている阪神 DeNAと「野球の質」が違う 6安打で適時打も初回の佐藤輝のみでも4得点

 「阪神4-1DeNA」(31日、京セラドーム大阪)

 阪神がホーム開幕戦に快勝して連勝を3に伸ばした。初回に佐藤輝明内野手が昨季までの同僚・デュプランティエから適時二塁打を放って先制、2-1の六回には先頭の佐藤輝が内野安打で出塁して大山が二塁打でつなぐと、高寺と坂本の犠飛で追加点を奪った。先発・才木が6回111球4安打5奪三振1失点と好投。初回から自己最速158キロをマークするなど直球主体の投球でDeNA打線を封じて今季初勝利を挙げた。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「点の取り方や勝ち方を知っている阪神とDeNAの『野球の質』の違いが出た」と指摘した。

  ◇  ◇

 阪神とDeNAの「野球の質」の違いが出た試合だった。

 相川監督は六回、先発・デュプランティエから坂本に継投した。佐藤輝、大山までは続投すると思ったが、結果的に裏目に出てしまった。中軸2人にとっては気が楽になっただろう。1点差の展開で、DeNAは連打から非常に重い2点を失ってしまった。ここは新監督の経験のなさが出てしまったかもしれない。

 同じく六回。阪神は100球を超えている才木の続投を選択した。石井が不在の中、今季の先発投手には六回まで踏ん張ってもらいたい、という藤川監督の考えだろう。筒香に被弾したが、続く中軸を抑えて最少失点で役目を終えた。

 この日、阪神打線は6安打で適時打も初回の佐藤輝の1本のみ。それでも4点を挙げた。我慢して6四球を選び、エンドランなど足も使い、2つの犠打はいずれも得点につながった。無安打で追加点を挙げた五回に象徴されるように、阪神は点の取り方や勝ち方を知っている。岡田監督時代からたたき込まれた「勝てる野球」がしっかり染みついている。

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