【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)から野球賭博への関与で永久追放となり、処分解除の要請が却下されたピート・ローズ氏(74)が15日、ネバダ州ラスベガスで記者会見し「決定には失望している。私はギャンブルの依存症ではない」と反論した。MLBは同氏が今でもスポーツを対象にした合法の賭け事や競馬をしていることなどを理由に、14日に資格回復の要求を退けていた。
永久追放処分の対象者は米国野球殿堂入りの選考から除外されている。大リーグ歴代最多の通算4256安打の記録を持つローズ氏は「私は野球人だし、殿堂入りへの望みは捨てていない」と話した。