大リーグ、ドジャースがロッキーズからフリーエージェント（ＦＡ）となっていたブレット・アンダーソン投手（２６）と１年１０００万ドル（約１１億８千万円）で合意した、と米スポーツ専門局、ＥＳＰＮ（電子版）などが伝えた。ロサンゼルス・タイムズ紙（電子版）によると、年間２００投球回到達で４００万ドル（約４億７千万円）の出来高が付くという。

　ドジャースはマーリンズとの大型トレードでベテラン先発のハレンを放出して空いた先発ローテーションの穴をアンダーソンで埋めた。カーショー、グリンキー、柳、そして、近日中に獲得が発表されるマッカーシーの４人と合わせ、来季の先発ローテーションが完成した。

　ドジャースは、ヤンキースからＦＡとなっている黒田博樹投手（３９）が０８年から１１年まで所属した球団でもあり、４年ぶりの古巣復帰もうわさされたが、アンダーソンの加入により実現する可能性は極めて低くなった。