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ダル「ガードナーの両親を恨みました」

2014年7月29日

10勝目を懸けた登板に備えブルペンで投げるレンジャーズ・ダルビッシュ=アーリントン・グローブライフパーク

10勝目を懸けた登板に備えブルペンで投げるレンジャーズ・ダルビッシュ=アーリントン・グローブライフパーク

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 六回は三者凡退。七回は2死からガードナーとジーターに連打を浴びて一、三塁とされたが、最後はマキャンを空振り三振に斬り捨て、雄叫びを上げながらマウンドを降りた。

 今季は開幕を故障者リストで迎えながらも3年連続の2桁星。試合後のダルビッシュは「特に飛び抜けていい球はなかったですけど、ところどころでスライダーがいい変化をしたり、カーブがよかったりという感じです」と自身のピッチングを総括しながら「あんまり10勝とかどうとかっていうのはないですけど、今日はヤンキース相手に勝てたのですごくうれしいです」と話した。

 もちろん、悔しい思いもあった。この日の2失点はいずれも1番ガードナーの一発によるもの。中でも2本目は「行くとは思いませんでした」とダルビッシュ。ただし、前回、23日の対決でも決勝弾を浴びるなど、この日で対戦成績は11打数5安打、4本塁打、3奪三振と相性は決してよくはない。「さすがにガードナーの両親を恨みましたよ。なんで(好打者の)ガードナーをつくったんだ、って」。茶目っ気たっぷりのコメントに会見場は大きな笑いに包まれた。

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