【競輪】奥井迪が児玉碧衣を撃破してV

 向日町のガールズケイリンで優勝し、マスコットキャラクターのムコリンムッチーに祝福される奥井迪
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 「国際自転車トラック競技支援・G3」(7日、向日町)

 ガールズ決勝戦が8Rで行われ、奥井迪(34)=東京・106期=が最終バックからまくり返して1着。通算30回目の優勝を飾った。中川諒子(新潟)、手柴敦子(熊本)が2、3着に入った。1番人気を背負った児玉碧衣(福岡)は4着で連勝は20でストップし、連続優勝も6で途切れた。

 「アイラブ向日町!」と表彰式で叫んだ奥井。向日町では負け知らずの9連勝、3場所連続完全優勝を達成した。だが、児玉との壮絶な踏み合いには「疲れました」とやつれた表情を見せた。

 レースは打鐘で奥井が出切ったものの、4角から児玉が豪快にスパート。単独で出切って、奥井はすんなり番手に入る。だが、奥井は「(先行型として)プライドがありますから」と最終バックから猛然と踏み上げる。2人で激しくやり合うが、直線に入って外の奥井が踏み勝ち、後続も振り切って1着でゴールした。踏み合う2人を追う形になった中川が2着、中川を追った手柴が3着に入った。

 優勝した奥井は「(児玉との)力勝負に勝てて良かったです。でも、あらためて(児玉の)強さを思い知った。今後が怖いですね」と今後の児玉を警戒。4着に敗れた児玉は「中途半端なレースをして悔いが残るのはイヤでした。結果は悪かったですけど、力を出し切れてスッキリしました。課題も見つかったので、このレースを今後の糧にしたいです」と潔く結果を受け止めた。

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