【POG】アグネススターダム押し切る

 「2歳新馬」(11日、京都)

 うまく主導権を握って押し切った。5番人気アグネススターダム(牡、父アグネスデジタル、栗東・河内)が1分49秒5のタイムで初陣を飾った。芝1800メートル戦で前半5Fの通過が1分2秒1。マイペースの逃げに持ち込むと、直線でも岩崎翼騎手の左ステッキに応えて脚勢を保ち、追撃を許さなかった。「京都の開幕週だし、スローになると思ったので前へ。スッと行けたし、調教から感触をつかんでいたので自信を持って乗りました」と岩崎騎手。祖母の半妹が03年の3冠牝馬スティルインラブで、母の異父弟に今年の小倉記念の覇者アズマシャトルがいる。

 なお、1番人気パーシーズベストは序盤から行きっぷりが悪くて最後方から。直線で外から猛追するも3/4馬身差の2着だった。また、さらに3/4馬身差の3着には好位で運んだ3番人気のダンツペレットが続いた。

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