【セントライト記念】ブラックが快勝

ファンの歓声に応え優勝杯を掲げる北島三郎=中山競馬場
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 「セントライト記念・G2」(21日、中山)

 春の皐月賞トライアル・スプリングSに続き、キタサンブラックが菊花賞トライアルも制した。ミュゼエイリアンが逃げる展開を2番手で追走。直線で先頭に立つと、激しい2着争いを尻目に2つ目の重賞タイトルを手にした。

 血統的な側面から戦前は距離不安がささやかれるなか、全てを払しょくする勝利。ここを勝ち、本番も制した馬は84年シンボリルドルフを最後に途絶えているが、さらに距離が延びる菊花賞(10月25日・京都)へ参戦するか否かが注目される。

 馬主は演歌界の大御所・北島三郎(登録名は大野商事)。皐月賞3着、ダービーは14着に敗れたが、再びG1獲りへの期待が高まった。

 2着に逃げ粘った6番人気ミュゼエイリアン、3着に後方から追い上げたジュンツバサで、上位3頭が菊花賞への優先出走権を獲得。なお、ダービー2着馬で1番人気に推されたサトノラーゼンは直線で行き場をなくし、7着に敗れた。

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