【高松宮記念】エアロヴェロシティ戴冠

日本馬2頭の間を突き抜けるエアロヴェロシティ(中央)=中京競馬場
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 「高松宮記念・G1」(29日、中京)

 これがスプリント王国・香港馬の底力だ。外国馬としては12年ぶりの高松宮記念参戦となったエアロヴェロシティが、好位追走から直線でしぶとく末脚を伸ばし、先に抜け出しを図るハクサンムーンと、外めから伸びるミッキーアイルの間をゴール前でグイッと割って快勝。昨年の香港スプリントを制した7歳馬が、日本の上半期スプリント王決定戦を制圧した。

 JRAのG1を初制覇した殊勲のパートン騎手は「初めて経験する雨馬場で直線はかなり苦しんで、駄目かと思ったが、勝とうという信念の強い馬。“ビッグハート”を持っている」とうなずいた。

 2着ハクサンムーンは、13年スプリンターズSに続くG1での2着。3着はミッキーアイルで、昨年の覇者コパノリチャードは5着。阪急杯の覇者ダイワマッジョーレはスタートで後手を踏み、6着確保が精いっぱいだった。

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