「ジャパンＣ・Ｇ１」（３０日、東京競馬場）

　大リーグのニューヨーク・ヤンキースで活躍する田中将大選手（２６）が、３０日に東京競馬場で行われたジャパンＣの表彰式プレゼンターを務めた。

　競馬好きで知られるだけに、大観衆の詰めかけた熱戦をライブ観戦して感激の面持ち。「すごいメンバーのレースを生で見られて興奮しました。ファンファーレの際の１０万人の感性には鳥肌が立ちました」とニッコリ。「競馬もいいですけど、野球もよろしくお願いします」と最後は宣伝を交えて観客の笑いを誘った。なお、本命に推したジェンティルドンナは４着に敗れて、馬券は外れたという。

　また、ジャパンＣを協賛したロンジン賞のプレゼンターとして、台湾の女優リン・チーリン（４０）も登場。「他の競馬場でもレースを見たことはありますが、これまではショーを見ているような感じでした。きょうは自分も参加者として“一心同体”になった気がしました」と興奮冷めやらぬ様子。「ジャパンＣには日本独自のエネルギッシュさと生命力を感じました」と“世界一”とも言われる競馬ファンの熱狂ぶりに目を丸くしていた。