「男女バトル児島モーターボート大賞・Ｇ２」（２６日、児島）

　１２Ｒの優勝戦は峰竜太（２９）＝佐賀・９５期・Ａ１＝が１着。１月からつ以来となる今年２回目の優勝を飾った。３コースから外マイの松井繁が２着に入り、５コースから全速差しを狙った地元の山口達也は３着だった。舟券は２連単（１）（３）が４００円（２番人気）、３連単が（１）（３）（５）１７６０円（７番人気）と人気サイドで決着した。

　レースは枠なり３対３の進入で、１コースの峰はコンマ１９のＳ。全速ターンで他艇を寄せつけず、そのまま逃げ切った。１周１Ｍで中島孝平が転覆したため、２Ｍで２、３番手だった松井、山口が２、３着に入った。

　ウイニングランで大観衆から祝福された峰は、大時計前でボートを降りてイベントホールへ移動。ファンに囲まれもみくちゃになりながら「こんなの初めて。僕の足、地面に付いていました？」と驚きの表情。「優勝戦は外の先輩方のプレッシャーが半端ではなく、うれしさよりも安心感が強い。今節は自分でリズムをつくったという自信があった。優勝戦の前は何もせず、自分を信じて戦った。来年のボートレースクラシックの出場権も取れたし、年末の賞金王決定戦（グランプリ）へ小さな一歩が踏み出せた」と喜びを爆発させた。