立花あんな、痴漢撲滅大使就任

 一部のファンから殺害予告を受けたことで話題となった仮面女子の立花あんな(24)が1日、神奈川県横浜市で行われた神奈川県警防犯イベントで「痴漢撲滅大使」に就任、過去に受けた痴漢被害を告白した。

 神奈川県警から「痴漢撲滅大使」のたすきを受け取った立花は「痴漢は卑怯な犯罪。電車や駅構内で異変を感じたら声を上げてください」と呼びかけた。

 立花自身も4年前に電車内で痴漢被害に遭ったといい、そのときは果敢に犯人を捕まえようと相手の腕をつかもうとしたという。「でも結局逃げられてしまって…。私も(露出の多い)ワンピースを着ていたので、ズボンなどをはいて対策を取ればよかった」と反省した。

 この日は痴漢対策として、スマートフォンなどに貼る「痴漢防止シール」を配布。また仮面女子メンバーと歌も披露したが、集まったファンとの距離は約3メートル。アイドル活動をしていた冨田真由さんがファンに刺傷された事件もあり、立花自身もファンから殺害予告を受けた経験がある。「怖さはないか?」という質問も飛んだが「私たちは温かいファンの方に恵まれているので…。(殺害予告は)面識ないファンの人で警察の方も動いてくださったから」と、気丈に答えていた。

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