小倉氏、都議会与党の追及の甘さ猛批判

 キャスターの小倉智昭氏(69)が1日、フジテレビ系「とくダネ!」で、東京都の舛添要一知事の疑惑について、この日から始まる都議会での自民党、公明党の与党の追及の甘さを猛批判した。

 番組では、この日から始まる都議会を特集。舛添知事の数々の疑惑に対する追及に期待が集まるが、与党陣営は「所信表明演説を聞いてから」という姿勢を見せている。

 それにかみついたのが小倉キャスター。「所信表明演説を聞いてからと言ってるが、そこで回転寿司でこういう会議しましたとか、トップリーダーとして床屋に行くのは公費でした、そんなこと言うわけないじゃん」と、バッサリ。所信表明演説の内容を聞いたところで疑惑追及、辞任要求に大きな影響が出るとは思えないとした。

 更には、辞任要求に腰が引けている与党へ「それならもう堂々と『4年後の大事なオリンピックに知事がいないと困るんで、9月(の都議会)になってから進退を徹底的にやろうと思っています』と言った方が都民の理解を得られると思う。これじゃみっともない」とコメント。今、辞任すると、2020年の東京五輪時と都知事選が重なってしまうため、ならばいっそのこと、その“事情”をつまびらかにした方がいいと訴えていた。

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