杉村太蔵 舛添氏都議会の追及で辞職も

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が28日、読売テレビの「特盛!よしもと 今田八光のおしゃべりジャングル」に出演し、さまざまな疑惑が取りざたされる舛添要一東京都知事について、「メディアの追及は舛添さんにとって痛くもかゆくもない」とし、6月1日から始まる東京都議会こそが「正念場になる」と指摘した。

 舛添氏を巡っては、2015年にロンドンとパリに渡航した際に5泊7日で総勢20人、計約5042万円の高額費用を使い、舛添氏は往復ファーストクラスで266万円、1泊19万円8000円のスイートを使ったことや、その後もネットオークションで美術品を落札したことなど疑惑が後を絶たない。20日の定例会見では、「第三者の目で公正に厳しく調査してもらう」と何十回と繰り返すことに終始し、何も説明しなかった。

 杉村は「週明けの都議会が正念場」とし、「メディアでどれだけ騒がれようが舛添さんにとっては痛くもかゆくもない。『あ、そうですか』くらいなもの」と分析。

 ところが、「6月1日から都議会が始まります」とし、都民の代表として選ばれた議員からの追及を乗り切るのは容易ではないと指摘した。

 都議会は6月1日に開会。7日に代表質問。8日に一般質問。9~13日に常任委員会。15日に閉会する予定。

 杉村は「舛添さんにとってラッキーだったのは都議会が開催されてないことです」とこれまでは議会がなかったことをあげた。その上で杉村は「都議会の追及はメチャクチャ厳しいです。議員は都民の期待に応えようとありとあらゆるいやなデータを集めている」とした。

 MCの月亭八光が「本人に辞める気がなくても追及が厳しければ…」と尋ねると、杉村は「猪瀬さんも辞める気はなかったです」とし、猪瀬直樹前都知事も辞職の考えはなかったが、議会の追及に屈したことを述べた。

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