公金・不倫…高学歴な疑惑の人たち

 公金問題や不倫問題が続々と報じられ、異例の展開をたどる今年の上半期。対応を誤って大炎上を招き、現在も延焼中の事例もあるが、疑惑の主は高学歴の持ち主がズラリ。出身大学別に疑惑への対応力を検証した。

 【国立大学】

 ◆舛添要一・東京都知事(東京大学法学部)

 高額出張および公用車問題に、当初は規則的にも「全く問題ない」と主張。しかし続報で政治資金の公私混同疑惑が雪崩のように報じられ大炎上。「第三者の目で厳しく調査」と説明を避け続け、批判がさらに増幅する結果に。

 ◆「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(東京農工大学工学部)

 ベッキーとの不倫疑惑に当初ファクス書面で「友人関係」と否定。しかし週刊文春に不倫を開き直るかのようなLINEのやりとりを続報され騒動拡大。ベッキーが休業する中、活動継続。妻と離婚後、ブログで「最初のFAXは嘘」と謝罪。

 ※いずれも初動での反論が反発を招き、続報を撃ち込まれて炎上するのが国立大系の特長か。どこか疑惑追及を突っぱねる言動も批判を増幅させている。

 【早稲田大学】

 ◆宮崎謙介前衆院議員(早稲田大学商学部)

 「育休宣言」で注目されるも、妻の金子恵美衆院議員の出産直前に女性タレントと密会。週刊文春が報じた2日後に議員辞職を表明。妻に「恥をかいてきなさい」と一喝されて迎えた会見で、他の女性との不倫も認める。

 ◆作家・乙武洋匡氏(早稲田大学政治経済学部)

 今夏参院選への出馬が確実視された中、週刊新潮に20代女性との不倫関係を追及され、この女性を含め過去に5人との不倫を告白。新潮発売日の未明に、HPに妻と連名で異例の謝罪文を掲出。活動を自粛する。

 ※注目が集まる中での疑惑報道に意外性もあった。対応は迅速で、ともに妻の存在や、意向をクローズアップしての謝罪。追及を受け、他の女性との不倫関係まで認めた。

 【その他】

 ◆甘利明・前経済再生相(慶応大学法学部)

 現金授受問題を週刊文春に報じられた7日後に「政治家としての矜持に鑑み」と大臣辞任。しかし、その後は疑惑に対する詳細説明を行わないまま「睡眠障害」で、現在も療養中。野党に復帰を待ち構えられる。

 ◆落語家・桂文枝(関西大学商学部)

 歌手・紫艶との20年不倫をフライデーに報じられ、涙の否定会見。しかしその後に紫艶側から写真が流出するなどして沈黙し、騒動が長期化。

 ※当初は迅速対応をみせるも、途中から沈黙する中途半端な対応が災いし、騒動を長期化させてしまった。

 【米テンプル大?】

 ◆ショーン・マクアードル川上氏 週刊文春に経歴詐称疑惑を報じられる前夜に、公式HP英文に経歴の虚偽記載があったと全面謝罪し、活動休止。ただ批判は限定的で、たたき上げで実績を積んだことを評価する声も。

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