桂歌丸の後を受けて「笑点」の新司会者に就任した春風亭昇太が２５日、水曜レギュラーを務めるラジオのニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（月-金曜、前１１時３０分）に出演し、２月に決定を伝えられてから、次期司会候補者に自分の名前が出ず傷ついていたことを明かした。

　冒頭、一緒に水曜パーソナリティーを務めている乾貴美子から「いよっ、新司会者！」と冷やかし交じりに祝福され、昇太は「すみません、黙っとかなきゃいけなかったので」と就任決定を明かさなかったことを謝った。乾は「毎週、生放送やってたんですよ！」とすねてみせた。

　しかし、「４カ月も大変でしたね」と、昇太の心労を改めてねぎらうと、昇太はその間の苦労を話し始めた。

　この間、昇太はいろんな場面で次期司会者の話題に付き合わされたという。決まって円楽の名前が出て「円楽でなければ小遊三か、外部招聘か」と名前が上がる中、「オレの名前は全然出て来ないんだよ。それで傷ついて…」いたことも打ち明けた。

　冗談を装い、自分で自分の名前を挙げると、「ないないない」とネタ扱いされ、さらに傷ついたという。

　最後に乾が「日曜日、楽しみにしています。視聴率下がったら昇太さんのせいですよ」と脅し交じりに励ますと、昇太は「慣れるまでソッとしておいて。（番組）見なくてもいいから」と腰が引けていた。