KAT-TUN、ライブ終え充電期間に

 KAT-TUNが1日、東京ドームで、グループとしての充電期間前ラストライブを行い、5万5000人のファンを前にしばしの別れを告げた。ライブ終盤には亀梨和也(30)が脱退した赤西仁、田中聖、田口淳之介にも感謝の言葉を送り、メンバーの上田竜也(32)、中丸雄一(32)も、ファンとともに涙した。3人は解散を否定。今後はソロ活動で力を蓄え、再集結を目指す。

 デビュー当時のメンバー6人の名前を順番に読み上げた亀梨は「この6人が集まらなければ、KAT-TUNはなかったかもしれない。ここに居る2人はもちろん、いろいろありましたけど、抜けていった3人にも、この歩みを感謝したい。ありがとう」とメッセージを送った。

 KAT-TUNは06年に「ブラック&ワイルド」をコンセプトに6人でデビューを飾った。ワイルドな言動を意識し、これまでのジャニーズのイメージとは一線を画すやんちゃなグループとして異彩を放った。

 シングルはデビューから26作連続1位を記録。22日に通算9作目のアルバムとしてベストアルバムを発売すると、デビューからアルバム連続首位記録で全アーティスト歴代単独1位の快挙となった。

 活躍とともに騒動でもにぎわせた。以前に亀梨が「怒られた人たちが抜けていった」と振り返るように10年に赤西仁、13年に田中聖、16年3月に田口淳之介が脱退。中丸も「まさかメンバーが半分になるとは」と当時は想像もしなかった脱退劇を繰り返し充電期間を設けることになった。

 充電前ラストコンサートでは、10年の軌跡をたどるようにミリオンを達成したデビュー曲「Real Face」から26枚目最新シングル「UNLOCK」などを熱唱。亀梨は「デビュー前(の歓声)に負けてないよ」と感謝した。

 今後は3人が個人の力を蓄え再集結を見据える。充電期間は「1~2年」と語っていたが現時点では未定。亀梨は「ドームでライブができるグループじゃないと帰ってきちゃいけない」。上田も「でっかくなって帰ってきたい」と約束。中丸も「解散ではなく、またくっついたときに今以上に爆発的なものができたら」とフル充電を経て再会することを約束していた。

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