桂吉弥 文枝不倫騒動を小噺に

「桂米朝一門会」に出演した桂吉弥=神戸市「神戸文化ホール」
「桂米朝一門会」に出演した桂吉弥=神戸市「神戸文化ホール」
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 人間国宝で落語家の桂米朝さんが亡くなって1年となった19日、神戸市内で筆頭弟子の桂ざこば(68)らが出演し、落語会「桂米朝一門会」が賑やかに上演された。

 一門を“代表?”して3番手で登場した桂吉弥(45)が、噺のまくらで「世の中、いろんなことがございまして、我々、上方落語協会会長の桂文枝が、大変お騒がせしておりまして、申し訳ございません」と頭を下げ、文枝の不倫騒動に斬り込んで客席を笑わせた。

 ただ、吉弥は「あまりしゃべりすぎると、こっちに火の粉がかかってくる場合もございますので、我々は『細かいことは分からないので』と言うことにしておりまして」と軽妙に語り「細かくて分からないので、我々は“分子レベルの話”と呼んでおります」と“小噺”にオチをつけていた。

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