清原被告保釈 「必ず更生」とコメント

保釈された清原は、後部座席を目隠しした車で警視庁を後に…=警視庁本部
保釈された清原は、後部座席を目隠しした車で警視庁を後に…=東京・桜田門(一部画像加工をしています)
保釈された清原和博被告を乗せたと思われる車両=警視庁本部(撮影・佐々木彰尚)
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 覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が17日午後6時52分、拘留されていた警視庁本部から保釈された。報道陣約500人が集まったが、混乱を避け、謝罪のあいさつなどはなく、車にも布を張り徹底ガード。姿を見せることはなかった。保釈直前には所属事務所を通じて、マスコミ各社に直筆サイン入りのコメントを発表。「必ず更生することを決意しています」とした。

 報道陣は夜を徹した社も含め、早朝から約200人が集まり、保釈時には約500人以上が集結した。地下駐車場から清原被告を乗せたシルバーのワゴンボックス車が現れたが、後部座席は黒い布が張られており、様子はうかがい知れなかった。

 保釈直前にはマスコミ各社にコメントを発表。「この度私の犯した罪により、本来であれば保釈直後にもみなさまの面前でお詫び申し上げたいと考えておりました」と保釈直後に集まった報道陣の前で謝罪するつもりだったことを説明。警視庁から警備の都合上、やめるようにと指導されたといい、直接、「目的地」に向かうことが説明されている。

 保釈後は薬物依存治療の病院に入院するとみられている。

 16日に清原被告の弁護人が東京地裁に保釈を請求していた。逮捕から44日ぶりの保釈で、保釈保証金は500万円。初公判は5月17日に開かれる。

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