フジ日曜特番 縮小理由はドラマ枠優先

 フジテレビが7日、都内で春の改編会見を開き、日曜午後7時から3時間で編成されていたバラエティー特番枠「日曜ファミリア」を2時間に縮小し、午後9時からはドラマ枠を新設すると発表した。昨年10月に鳴り物入りで新説されたばかりの特番枠。宮道治朗編成部長は「ネガティブなものではない」とした上で、ドラマ枠の設置を優先させたことによる措置と説明した。

 「日曜ファミリア」は、週末は家族がそろって在宅していることが多いという狙いで、家族全員で楽しめるバラエティー番組をお茶の間に届けようと昨年10月に編成された。過去には「逃走中」といった人気シリーズの他、世論調査を軸に据えた「日本のダイモンダイ」や、「最強FBI緊急捜査!日本未解決事件完全プロファイル」といった硬派なものまで幅広く放送してきた。

 宮道編成部長は「3時間から2時間になりますが、失敗したとか、ネガティブなものではない」と断言。その上で、「僕はどうしてもドラマがやりたかったんです。日曜9時というど真ん中で、家族で安心して楽しんでもらえるドラマをどうしてもスタートさせたかった」と、ドラマを優先させたがゆえの放送枠縮小であると説明した。

 日曜午後9時に3年ぶりに復活するドラマ枠の第1弾は芦田愛菜、シャーロット・ケイト・フォックスが出演する「OUR HOUSE」。芦田は母が病気で他界し、代わって家事を切り盛りしている中学1年生の伴桜子役。シャーロットは、桜子の父親と再婚し、突然、桜子たち4人きょうだいの母親となってしまったアメリカ人女性、アリス・シェパードを演じる。

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