スーパーマラドーナの田中 15日間失踪
昨年のM-1グランプリで決勝進出を果たしたお笑いコンビのスーパーマラドーナが4日、カンテレ系のバラエティー番組「快傑 えみちゃんねる」(後7時)に出演し、ボケ担当の田中一彦(38)が一時、失踪していたことが判明した。相方の武智正剛(37)が怖くて嫌気がさしたためという。
MCの上沼恵美子が田中に「失踪したんやて?」と尋ねると、田中は「はい、させてもらいました」と明るく答えた。ツッコミの武智が「15日間ぐらい行方不明になって」と失踪期間を明かした。武智は田中が失踪した理由を「ネタ合わせもうまくいかない。(田中が)まともにしゃべれないから。僕が怒る怒る怒るで」と説明。田中は携帯電話も置いていき、手がかりもなく探しようがなかったという。
すでに入っていた仕事もすっぽかし、その間、武智が1人で務め、毎日のように謝っていたという。警察の協力を得て、ある日、田中が大阪の繁華街・堂山のATMで3万円を降ろしたことが分かった。さらに3日後には神戸に移動していた。交際していた女性が捜索し、漫画喫茶にいるところを見つけた。
彼女に連れ戻され、武智からは「もう1回やろう」と言われたが、「いやや」と断ったという。しかし、田中は今は心を入れ替え、「これからは心を入れ替えてしゃべります」と宣言した。失踪した時期については放送では明確な言及はなかった。