タレントの上沼恵美子（６０）が１４日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」で、熱愛騒動中のお笑いタレントの狩野英孝（３３）を厳しく叱責した。「あんた１回離婚してるのよ。それが嘘つき女の性悪女と…こんな女と別れなさい」と交際中のタレント・加藤紗里（２５）との別れを勧めた。

　番組は６日に収録されたもの。当時は川本真琴との三角関係のみが騒がれていたが、それだけでも上沼は「あきれるわ。開いた口がふさがらない」と吐き捨てるようにつぶやいた。

　上沼は狩野が売り出した頃から交流があり、前妻からも手紙をもらうほどの仲。それだけに「親代わりじゃないけど…あの子の何がええの？若さ？体？体におぼれてるだけでしょ」と断罪した。

　この怒りに、狩野は言い訳の口も挟めず、神妙な顔でうんうんとうなずくだけ。「あの女は川本さんの事でウソをついて。性悪やで。売名行為やで」とさらに追い打ちをかけた。

　それでも上沼から加藤のよいところを聞かれ「優しいです」と答えた狩野。具体例を問われ、一瞬言いよどみ「（今回の騒動で）タイから帰るとき、忙しいのにお土産を買ってきてくれた」というと、スタジオから失笑がもれた。

　上沼は最後まで怒りが解けず「いいように遊ばれてるだけ。あなたは女性からすると２分でだませるタイプ。お父さん、お母さんが泣いてるわ！利用する女性はやめなさい」と厳しい口調を緩めることはなかった。

　それでも芸能界の親代わりを自負するだけに、騒動にも見捨てきれない様子。「散髪したの？」を聞き間違え、明後日の方向で答える狩野に「憎めないなあ、この人は」と苦笑い。スタジオの観客に向かい「守ってやって下さい」と頭を下げていた。