上西議員“飲酒ツイート”疑われる

 大阪維新の会が、今夏の参院選などの候補者発掘を目的にした「維新政治塾」の開講式を開き、初代代表で前大阪市長の橋下徹弁護士(46)が講演を行った30日、同塾出身の上西小百合衆院議員(32)が自身のツイッターに、維新を挑発するかのような“全文ひらがな”のツイートを投稿した。

 上西氏は同塾の“1期生”で、12年衆院選では比例復活で当選したが、昨春の国会病欠騒動で除名処分となった。上西氏は30日付のツイートで「てれびをみていてぶんかがないかわりにしばられることもないとおもってなにかかえたいとおもっていしんせいじじゅくにはいりましたいってよかったですしゅうぎいんぎいんうえにしさゆり」と句読点なしで、全文ひらがなの文面を投稿。

 これに先立つ投稿では、上西氏は橋下氏に関し「橋下さんは自分の考えてる事をエキセントリックに説明(パフォーマンス)してるだけ。その勢いで都合の悪い質問には答えないで、がなって終わり。議論する気は全然なし」「橋下さんを独裁者とか強烈なリーダーとか言う人がいるけど間違ってますよ。橋下さんや『おおさか維新の会』には文化が無い。文化が無いから逃げ道が無い。逃げ道が無いから冒険しない。独裁者ならもっとロマンチストです」などとツイートしている。

 上西氏は1月8日にツイッターを開始。内容はかなり攻撃的で、維新議員からアカウントが乗っ取られているのでは、との問い合わせが入ったことも。

 ただ、全文ひらがなツイートに対しては、「お酒が入ってのツイートはいけませんよ。支離滅裂ですね。」との指摘も入っている。

 なお橋下氏は、市長退任前の会見で、上西氏に関する質問に「誰?誰ですかその人?」と記憶から消し去ったかのような答弁を行ったことも。また一部報道では、非公開だった30日の講演で上西氏について「あれを生み出したのは僕が責任者。失敗の象徴例」と語ったとも報じられている。

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